「Eメール」から「K-9 Mail」に
小生はレンタル・サーバー上で、独自ドメインの4つのメール・アカウント(メール・アドレス)を使い分けている。その他にプロバイダのアカウントと携帯電話のアカウントがあるので合計6個だ。但し、プロバイダとケータイのアカウントはほとんど使わない。
これらのアカウントをスマートフォンでも使えるようにしたい。Androidには、「Eメール」という標準で組み込まれているメール・クライアントがあるので、まずこれを使うことを考えた。スマートフォンのアプリケーション・プログラムには、詳しい説明がなく、インターネットのフォーラムにもいい加減な記事しかない。どうも、やってみてできればよい、という世界のようだ。「Eメール」の設定を始めてみたが、マルチアカウントの機能が不十分で、小生の使用目的には合わないようだ。
ウェブ情報によると、「K-9 Mail」という無料のメール・クライアントがマルチアカウントに対応しているというので、これを使ってみることにした。これはアカウントごとに違う署名を登録しておくこともでき、一応使えそうだ。
同期は手動に設定
小生の場合、従来旅行先でノートPCを使って、朝と夜、LANの設備があるホテルなどでメールを処理してきた。スマートフォンでも同じようにしたいので、メール・サーバーとの同期はすべて手動に設定した。日中動き回っているときに、高い携帯電話回線を使って自動的に同期しても意味がないからだ。
もちろん、四六時中チャット的にメールを使いたい人には自動での同期が不可欠だが、そうでない人も多いはずだ。通信事業者にとっては歓迎されざるユーザーかもしれないが、貴重な携帯電話回線を無駄使いすることはない。
勝手に署名をするな!
送信メールの署名を登録しようとして驚いた。すでに、通信事業者やスマートフォンのメーカーの名前が署名欄に記入済みなのだ。メールの受信者に、どこの機器や回線を使って送られたのか知らせて、少しでも知名度を上げたいと思っているのだろう。
ご意向に副えなくて申し訳ないが、記入してある社名はすべて消した。こういうことをされると、署名を登録するのに余計な手間がかかり、反感を招くだけだ。手間をかけるのをやめれば、宣伝の片棒を担がされることになる。スマートフォンの世界は、気をつけないと、知らず知らずのうちに特定の企業圏に取り込まれていることになりそうだ。ご用心、ご用心!
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