小生が使っているGalaxy SIIは1年前の11年8月に買ったもので、OSはAndroid 2.3だった。
Androidには「ソフトウェア更新」という機能がある。小生はこれを、Windowsの更新機能などと同様に、バグの修正、あるいはちょっとした機能の改善で、バージョンアップとはまったく別物と考えていた。
ところが今月に入ってこれを実行したところ、やたらと時間がかかって、やっと完了すると、Android
4.0にバージョンアップされているので驚いた。マイクロソフトと違い、新バージョンを高いカネを取って売りつけるわけではないので、こうしてどんどん新機能をタダで提供してユーザーの満足度を向上させる方が得策なんだ!と、一応納得。
しかし、ここで大問題発生!
小生は、使い勝手がいいように、日常頻繁に使うアイコン(アプリケーションおよびウェブサイトのショートカット)をホーム画面に集め、次によく使うアイコンをアプリケーション画面の最初の数ページにまとめていた。そして、デフォルトで登録されているアイコンのうち不要なものはすべて削除していた。
ところが今回のソフト更新で、これらの設定がすべてリセットされ、購入時の初期状態に戻ってしまった。そのため、従来の画面の戻すのに大変な手間がかかってしまった。
これ以外の小生の設定は、アプリケーション・プログラム、電話帳、スケジュール、音楽、文書、写真など、当たり前の話だが、すべて元の状態が保持されているようだ。なぜアイコンの種類と表示場所だけリセットしてしまうのか不明だが、まったく不便極まりない。
どうもAndroidはWindowsなどと違い、「ユーザーの意のままに」使うのがかなり困難なようだ。グーグルに身をゆだね、デフォルトの設定のまま使うのが、最も手間がかからず、一通りのことができるようになっている。「グーグルの意のままに」なることをあきらめるわけだ。
小生のように、メール、電話帳、音楽などについて、独自な使い方をしている人は、グーグルにとって歓迎されざるユーザーのようだ。今後もひどい目に会うことを覚悟しておく必要がありそうだ。
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